年金証書を使った障害者手帳更新に行ってきた

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みなさんこんにちは。双極性障害II型で通院中の @megrepper です。

私は7月に双極性障害で障害年金を申請していたのですが、先日無事に年金証書と決定通知書が郵送されてきました。同時に精神障害者保健福祉手帳の有効期限が2018年の10月末に迫っていたため、年金証書での障害者手帳更新を早速試してみることに・・。

今回はその手続きの模様をお送りします。

そもそも、精神障害者保健福祉手帳とは?

精神障害者保健福祉手帳とは、身体障害・知的障害と並ぶ障害者手帳のことで、1995年に制定されました。障害者手帳としての歴史は身体障害者手帳が1949年制度化、療育(知的障害者)手帳が1973年に制度化されたため、もっとも新しいものです。精神障害者保健福祉手帳は以下のような障害を持ち、精神疾患に関わる初診日から6ヶ月以上が経過した方が申請することができます。

<対象となる疾患>

  • 統合失調症
  • うつ病、そううつ病などの気分障害
  • てんかん
  • 薬物やアルコールによる急性中毒又はその依存症
  • 高次脳機能障害
  • 発達障害(自閉症、学習障害、注意欠陥多動性障害等)
  • その他の精神疾患(ストレス関連障害等)

<等級>

1級 精神障害であって、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの(概ね障害年金1級に相当)
2級 精神障害であって、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの(概ね障害年金2級に相当)
3級 精神障害であって、日常生活若しくは社会生活が制限を受けるか、又は日常生活若しくは社会生活に制限を加えることを必要とする程度のもの(概ね障害年金3級に相当)

【みんなのメンタルヘルス 総合サイト – 厚生労働省】https://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/3_06notebook.html

受けられる行政サービスは?

全国的に行われている行政サービスは以下のようなものがあります。

各自治体によって異なりますが、水道料金などの公共料金の割引、公営住宅への優先入居、NHK受信料の免除などが行われていることもあります。

– 所得税控除 – 1級は所得税法上の特別障害者となり、控除額が加算される。
– 住民税控除
– 相続税控除
– 贈与税の非課税(1級所持者・6000万円まで)
– 障害者控除(1級・40万円。2級3級・27万円)
– 配偶者控除及び扶養控除(1級のみ)
– 個人事業税減免
– 自動車税・軽自動車税・自動車取得税減免(1級のみ)
– 預金利子所得等への非課税適用(マル優・要申請・合計350万円まで)
– 日本国債や地方債等の利子非課税制度(特別マル優・要申請・合計350万円まで)

– 自立支援医療費給付手続きの簡素化(地方公共団体によっては簡素化の対象外の場合がある)
– 生活保護障害者加算(2級以上)
– NTT番号案内料金の免除(104番における電話番号案内料金の免除。要申請)
– 駐車禁止除外指定車標章の交付(1級のみ・住所所轄の警察署の交通課にて申請)

【Wikipedia – 精神障害者保健福祉手帳】https://ja.wikipedia.org/wiki/精神障害者保健福祉手帳

また、障害者手帳保持者は、雇用保険上の就職困難者と認定されるため、雇用保険の基本手当(失業給付)延長などもスムーズに受けることができます。

失業時の
年齢
雇用保険の加入期間
半年以上1年未満 1年以上
45歳未満 150日 300日
45~64歳 360日

【基本手当(失業手当・失業保険)の給付における「就職困難者」について – 保険のまめ知識】https://hoken.azukichi.net/konnansha.html

受けられる民間サービスは?

上記だけ見ると、馴染みのない税金関係の減免だけであまりメリットがないように感じられるかもしれませんが、民間事業者では以下のようなサービスが受けられます。

  • 携帯電話事業者の障害者割引(docomo, au, SoftBank)
  • 交通機関の割引(電車・バス・タクシー)
  • 公共施設の割引(映画館、動物園、美術館、水族館など)

その他の民間サービスについては以下サイトが参考になります。

【障害者手帳で行こう〜全国版】http://shogaisha-techo.fanweb.jp
【精神障害者保健福祉手帳で受けられるサービス全国版】http://fukushi.webcrow.jp



申請に必要な書類は?

自治体によって多少の差異はあるものの、概ね以下のような書類が必要です。

(1)申請書
(2)写真(サイズは縦4cm横3cm、1年以内に撮影したもので、上半身脱帽で一人で写っているもの。写真の裏に氏名、お住まいの市町村名をお書きください。)
(3)診断書(所定の様式のもので、初診日から6ヶ月以上経過した時点のもの)または障害年金証書の写し、または精神障害を事由とした特別障害給付金受給資格者証)の写し

なお、障害年金証書の写し、または障害者特別給付金受給資格者証の写しを添える場合は、さらに次の書類が必要です。

(a)一番最近の年金振込通知書の写し又は一番最近の年金支払通知書の写し
(b)年金事務所又は共済組合等に照会するための「同意書」

【精神障害者保健福祉手帳 – 千葉県】https://www.pref.chiba.lg.jp/cmhc/kokoro/seishinshougai.html

基本的には「申請書・写真・診断書」が必要な重要書類ですが、上記の通り診断書に替えて「障害年金証書」・「年金振込通知書」・「照会のための同意書」でも申請することができるのです。

なお、年金証書で申請した場合の障害者手帳の等級は、年金決定通知書に書かれている等級と同じものが自動的にもらえます。(障害年金2級の証書で申請した場合、精神障害者保健福祉手帳の等級も2級になります。)

実際に年金証書で更新してみた

私の住む市区町村では区の保健福祉センターが精神障害者保健福祉手帳を管掌しているため、手続きはそちらへ出向いて行いました。あらかじめWebサイトで必要書類を確認していたものの、事前に電話で確認てみると、以下の書類が必要とのことでした。(なお私の場合、年金の決定は受けているものの支払いはまだなので「年金振込通知書」は用意できない旨を伝えたところ、証書のみで更新ができました。)

  • 現在使っている障害者手帳(持参します)

千葉市の場合、見開きはこんな感じです。

特筆すべきは手帳右側に(更新)と書かれた欄があることで、更新が認められた場合、保健福祉センターからの通知ハガキと手帳を持って来所すると、次回有効期限のスタンプを押してもらえるとのこと。つまりは、更新で等級や住所などがが変わらない場合は、向こう10年間は同じ写真と用紙が使える仕組みになっているようです。

  • 申請用紙(保健福祉センターで貰えます)

千葉市の障害者手帳申請書には、住所・氏名のほか「個人番号」と「自立支援医療費受給者番号」を書く欄があるため、マイナンバーカードと自立支援医療の受給者証を持参する必要があります。

  • 年金証書 / 年金決定通知書(持参します)

年金証書(写真上)と年金決定通知書(国民年金・厚生年金の年金額などが書かれている用紙)は1枚の用紙にまとめて印刷されて送られてきます。

  • 照会のための同意書(保健福祉センターで貰えます)
  • マイナンバーカード(持参します)
  • 自立支援医療受給者証(受給している場合は持参します)
  • 認印(持参します)

更新してみた感想

一見すると必要書類が多いように見えますが、殆どが確認のため持参するものであるため、窓口で書くものといえば、「申請書」と「照会のための同意書」くらいです。加えて千葉市の場合、手帳に貼り付ける写真も当分使い回せるため、申請にあたって毎回証明写真を撮り直す必要がないのはありがたいです。

(よくよく考えたらパスポートも10年更新のものがありますし、大人になればそう風貌も変わらないため、千葉市の仕組みはある意味合理的かもしれません。)

というわけで、障害者手帳の更新についてお送りしました。

それではまた!

 


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